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トーマス・トゥヘル:「準備はできた」

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火曜日にリスボンで行われるUEFAチャンピオンズリーグ準決勝のRBライプツィヒ戦を前に、パリ・サン=ジェルマンのトーマス・トゥヘル監督が好例の前日会見に臨んだ。

RBライプツィヒ

「アタランタと同じく、ライプツィヒも我々のシステムに合わせてくる。1対1の頻度は少なめだが、前線からの守備を非常にアグレッシブに、非常に勇敢にやってくる。常に攻撃的な意識を持ったチームだ。選手たちは若くスピードがある。だがライプツィヒとアタランタには異なる部分もある。非常にフィジカル面の激しい試合になるだろうし、そのための準備はできている。今回も決定的な試合だ。細部まで準備をする一方で、自由なパフォーマンスも見せる。そのバランスをうまく取らなければならない。我々には我々のスタイルがあり、相手には相手のスタイルがある」

歴史を作る試合

「チーム内では歴史的な試合だという話はしていない。現在を過ごしているだけだ。素晴らしいチャンピオンズリーグを戦い、素晴らしいシーズンを過ごしてきた我々には今ここにいる資格がある。シーズンを通してハードワークを絶やさず続けてきた。その結果によるものだ。すでに4冠を達成したが、ここからさらに進んでいく。落ち着くことができているし、一緒に戦えることを嬉しく思っている。ピッチ上での我々は強力なチームだ。練習では、ファロでの1週間を通してトップギアで前進し続けてきたし、日曜日のセッションもそうだった。チームには集中力があり、笑顔があり、クオリティーの高さがある。我々はここにいて、準備ができている。この準決勝に勝利したいと思う。結果がどうなるかは分からないが、戦い抜くつもりだ」

キリアン・エムバペとネイマールの関係

「2人の関係が我々にとって大きな強みとなるのはもちろんだ。2人とも、いつでも違いを生み出すことができる選手だ。ネイマールは1対1に非常に強く、他の誰もできないようなアシストを供給してくれる。キリアンにはスピード、タイミング、フィニッシュがある。その素晴らしい融合が我々にとって大きな力だ。ディフェンスであれ中盤であれ前線であれ、それぞれのチームにそれぞれの連携がある。だが彼らに2人が一緒にプレーすることで並外れた力が発揮されるのは明らかだ。エムバペは90分間プレーできるかって? アタランタ戦では30分プレーして何も問題はなかった。それから6日間が経過している。先発できるかどうかはこれから決めるが、我々には複数の選択肢がある」

ネイマール

「ネイマールは今までもずっとフィールド上のリーダーだった。だがリーダーとしてのタイプは異なる。自分の能力で、ピッチ上で見せる自信で、勇気で、戦う力で引っ張るタイプのリーダーだ。いつも勝ちたいと望んでおり、貪欲で、勝負することが大好きだ。リーダーになりたい選手にはこういう部分が必要となる。アンデル・エレーラパブロ・サラビア、ケイロル・ナバスなどの選手たちも加えて、一体となったグループを生み出すことができた。彼らはチームが一緒にいて、一緒に練習をして、メンバー内にある種の雰囲気を作り出す上でどうすればいいかを分かっている。ネイマールがさらに別のレベルに到達するためには、そういう部分が鍵になるかもしれない。サッカーはチームスポーツであり、一人で勝つことはできない。我々はこのチームで特別な雰囲気を作り出せたことを嬉しく思っている」