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前半と後半で流れが大きく変わったシティ戦

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水曜日の夜に行われたUEFAチャンピオンズリーグ準決勝第1戦で、パリ・サン=ジェルマンは接戦の末、1-2でマンチェスター・シティが先勝した。この試合を振り返ってみよう。

FCバルセロナ、バイエルン・ミュンヘンに続いて、欧州サッカー界のもうひとつのトップクラブ、マンチェスター・シティが、欧州一を目指すパリ・サン=ジェルマンの前に立ちはだかる。この日、キャプテンのマルキーニョスが復帰したことはマウリシオ・ポチェッティーノ監督にとって朗報だった。

戦術面での両チームのかけ引き、そして手に汗握る展開が約束されていた準決勝第1戦。前半、主導権を握ったのはPSGで、自陣でのプレスから流れるようなプレーを見せる。前半の主導権を握ったのはホームチームで、自陣でプレッシャーをかけ、非常にスムーズなプレーを見せた。先制点を決めたのはPSGで、ディ・マリアのCKからマルキーニョスが頭で完璧に合わせた(1-015)

その瞬間から、パリの選手たちは勇気、連帯感、知性、一貫性、そして持ち前のスキルを十分に発揮し、試合のペースを握る。ケイラー・ナバスのセーブ(21'42')から相手ディフェンスを脅かすディ・マリア、そして56分にはヴェッラッティがエデルソンのゴールに迫り、パレデスは闘志を見せる。PSGはパルクにおいて流れを掴んだように見えた。

しかし、ハーフタイムの後はシティが反撃に出る。ケヴィン・デ・ブラウネの前線へのクロスがそのままゴールとなり同点に追いつき(1-164分)、さらにリヤド・マフレズがFKを直接決め逆転する(1-271分)。

PSGはイドリッサ・ゲイェが78分にレッドカードを受けたことにより数的不利となる。その後、PSGは試合終了のホイッスルが鳴るまで、シティに追加点を献上しないように集中して守り抜いた。

不利な状態ではあるが、敗退はまだ決まったわけではない。パリ・サン=ジェルマンは、今季アウェーで素晴らしい戦績を残している。来週、マンチェスターで行われる第2戦は、極めて緊張感の高いスペクタクルとなるだろう。