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激闘の末、パリが準決勝へ!

Match reports

UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝第2戦で激闘の末、アストン・ヴィラに3-2で敗れたパリ・サン=ジェルマンだが、2試合合計の結果、ルージュ・エ・ブルーが準決勝進出を決めた!

マルキーニョスが出場停止処分から復帰し、ルイス・エンリケ監督はドゥエに代えてバルコラを先発起用した。それ以外は、第1戦と同じメンバーとなった。

イングランドのクラブは、ホームの観客のエネルギーを活かしてすぐにプレッシャーをかけようとした。しかし、PSGは堅実なプレーで、素早くボールを支配した。そして、ハキミが得点したことで、すぐにその努力が報われた。メンデスが完璧なパスでスペースにボールを送り、バルコラが左サイドで加速、内側に切れ込んでエリア内に低く強いクロスを入れる。タップインを狙うデンベレにマルティネスが対応するが、弾いたボールを受けたハキミがゴールに押し込んで先制した(0-1、11分)。

しかし、アストン・ヴィラも諦めることなく、よく組織されたパリの守備陣の隙間を狙う。マルキーニョスはいつも通り見事な統率力を見せ、ロジャースとラッシュフォードの前に立ちはだかった(17分)。その数分後、今度はGKドンナルンマがラッシュフォードの強烈なシュートを角度の厳しい位置からセーブをし、チームをピンチから救う(19分)。

PSGは、ここ数か月間見せてきたのと同じ落ち着きを見せ、常に冷静で、常に団結していた。そしてカウンターから、再びホストチームを襲った。ハキミからボールは受けたデンベレがエリア内でフリーのメンデスに渡すと、ポルトガルの左サイドバックが左足のインサイドで右ポストの内側にゴールを決め、パリが主導権を握った(0-2、27分)。

しかし、チャンピオンズリーグの準々決勝は非常にハイレベルな戦いであり、何が起きるか誰にもわからない。反撃するヴィラは、ティーレマンスが放ったシュートがパチョに当たってコースが変わり、そのままゴールに入り点差を縮めた(1-2、34分)。これで勢いがついたヴィラの選手たちは自信を深めたが、パリは堅固で結束し、守備を固めてプレッシャーをかけ続けた。

ハーフタイムを経てロッカールームからピッチに戻ると、ドンナルンマはエリア内でラッシュフォードを必死に抑え、チームのリードを何とか守った(52分)。しかし、ヴィランズの攻撃は止まず、立て続けに2ゴールを決め、試合をひっくり返して逆転した。まずマッギンがミドルシュートで得点し(2-2、55分)、その数分後にはコンサがラッシュフォードのクロスからゴール右隅に決めたのだ(3-2、57分)。試合は激しさを増し、その2分後にはティーレマンスのゴール前でのヘディングシュートをジージョが驚異的なセーブで防いだ(59分)。

パリジャンたちは自分たちのプレーを貫きつつも、ヴィラの猛攻を抑え込まなければならなかった。 依然として合計でリードしていたPSGだが、もうミスは許されないことを理解していた。 ドンナルンマは、途中出場したばかりのアセンシオとの1対1でシュートをセーブし、チームを奮い立たせる(70分)。

パリジャンは落ち着きを取り戻し、ポゼッションをより強める。攻撃では、特にデンベレがエリア内でディフェンスを翻弄し、強烈な左足のシュートを放つがマルティネスが何とか弾き返す(76分)。 時間は刻々と過ぎていき、パリジャンはこのまま逃げ切ろうと決意を固めていた。 終盤、スルーパスからハキミが相手エリアに侵入したが、再びマルティネスに阻まれる(83分)。

そして試合終了間際、PSGのエリア内で最後のスリルが駆け巡った。マートセンの強烈なボレーシュートをパチョがほぼライン上でブロックしたのだ(93分)! 勇敢に闘い抜いたパリジャンが、何度も訪れた脅威を乗り越えて、この大会のベスト4、準決勝進出を決めた!

この冒険はまだまだこれからであり、さらなるスリルが待ち受けている!