パリがスタッド・ド・フランスで今シーズン3つ目のトロフィーを獲得!
土曜日の夜、スタッド・ド・フランスで開催された第108回クープ・ドゥ・フランス、キックオフから終始試合を支配したパリ・サン=ジェルマンがランスを3-0で下し、今シーズン3つ目のトロフィーを獲得した!
パルク・デ・プランスでオセールを3-1で下し、リーグ・アン13回目のタイトルを獲得してから1週間後、パリ・サン=ジェルマンは土曜日の夜、今シーズン3つ目のタイトル獲得を目指しランスとのクープ・ドゥ・フランス決勝に臨んだ。ルイス・エンリケ監督は、ゴールキーパーのマトヴェイ・サフォノフの前に、キャプテンのマルキーニョスとウィリアン・パチョの2人をセンターバックとして配置、サイドは右がアクラフ・ハキミ、反対側にはヌーノ・メンデスが並んだ。中盤では、ヴィティーニャがファビアン・ルイスとジョアン・ネヴェスをサポートし、ブラッドリー・バルコラとデジレ・ドゥエがウイングを務め、トップにはウスマン・デンベレが出場した。
満員のスタッド・ド・フランスで、首都のクラブはできるだけ早くピッチ上で優位に立とうと、試合開始からランスの選手たちに激しいプレッシャーをかけた。アクラフ・ハキミの素晴らしいプレーから右サイドに抜け出したウスマン・デンベレが、まず先制のチャンスを作ったが、ディフェンダーがゴールライン上でクリアする(8分)。しかし、10分も経たないうちに、ブラッドリー・バルコラがオクムの背後を突いて独走からペナルティエリア内に侵入し、冷静にゴール右にシュートを決め、1-0とした。(1-0、16分)。
最初の15分間、相手に圧力をかけ続けたリーグ王者は、デシレ・ドゥエがマルキーニョスの見事なパスからスペースに抜け出し、ファーサイドで待っていたブラッドリー・バルコラがこの試合2点目となるゴールを決めた(2-0、19分)。フランス代表2人の連携は完璧で、さらにアクラフ・ハキミとウスマン・デンベレのコンビネーションも絶妙だったが、パリの10番のシュートは相手GKに阻まれた(32分)。自陣に押し込められたランスは、あらゆる面でパリに圧倒されていた。
相手には一切容赦しないPSGは、ハーフタイムが近づくにつれて、ランスゴールへの圧力を強めた。ウスマン・デンベレが再びペナルティエリア右側に抜け出し、角度のあるシュートを放ったが、これはゴールをわずかに外れた(40分)。そして再びブラッドリー・バルコラが左サイドからピンポイントのクロスを送り、ファーサイドでフリーだったアクラフ・ハキミがこれを押し込みリードを広げる(3-0、43分)。首都のクラブは、快適なリードを保って素晴らしい前半を締めくくった。
1時間が経過する直前に、ブラッドリー・バルコラがランス陣内で再び活躍し、ディフェンダーををかわしてシュートを放つも、イェヴァン・ディウフの素晴らしいセーブに阻まれ、ハットトリックはならなかった(59分)。その直後、アクラフ・ハキミのパスを受けたウスマン・デンベレが、ペナルティエリア外からシュートを放ったが、相手GKに弾き出され、ポストに当たり、得点にはならなかった(64分)。 ディフェンスに不安のないレ・ルージュ・エ・ブルーは、新たな勝利に向けて順調に試合を進め、ルーカス・べラウド、リュカ・エルナンデス、ウォーレン・ザイール=エメリ、セニー・マユル、ゴンサロ・ラモスを投入し、選手層の厚さをさらにアピールした。
時間が経つにつれて、スタッド・ド・フランスのスタンドではパリのファンたちの歌声がどんどん大きくなり、このまま両チーム得点なくパリに勝利をもたらす最終のホイッスルが鳴った。パリ・サン=ジェルマンは、クラブ史上16回目となる伝説のクープ・ドゥ・フランス優勝を達成し、2シーズン連続の国内3冠を達成した!この目標を見事に達成したパリの選手たちは、今週末の土曜日にミュンヘンで開催されるUEFAチャンピオンズリーグ決勝、インテル・ミラノとの試合、歴史的な5月の最後のイベントに全力を注ぐことになる。アレ、パリ!