2023年と2024年の東京遠征に続き、パリ・サン=ジェルマン・ハンドボールは2025年8月12日から21日まで、再び夏の東京遠征を行うことを発表した。このツアーは、2025/2026シーズンに向けたチームの準備の一環として行われるもので、クラブが国際的な、特にアジアにおける発展にますます力を入れていることを示すものである。
本日、東京のJAPAN SPORT OLYMPIC SQUAREにて、パリ・サン=ジェルマン・ハンドボールの2025年日本ツアー発表記者会見が行われた。 日本ハンドボール協会(JHA)の金丸恭文会長、宮本英範事務局長をはじめ、トニー・ジローナ男子日本代表ヘッドコーチ、ジークスター東京から佐藤智仁ヘッドコーチ、玉川浩康選手、男子日本代表の藤坂尚輝選手といった日本ハンドボール界を代表する選手たちが出席した。
パリ・サン=ジェルマン・ハンドボールチームが、2025/2026シーズンに向けて、3年連続で東京に戻ってくる。味の素ナショナルトレーニングセンターでのトレーニングセッションに加え、レ・ルージュ・エ・ブルーは日本で2つの親善試合を行う:
- 2025年8月19日(火): パリ・サン=ジェルマン 対 ジークスター東京
- 2025年8月20日(水):パリ・サン=ジェルマン対日本男子代表
この2試合は、13,000人収容の国立代々木体育館で開催される。
昨年の日本滞在中、ラウル・ゴンサレス監督率いるPSGは、国立代々木競技場で男子日本代表チームを37-31で破り、さらに31-29でジークスター東京を下した。実際、この毎年恒例のイベントは、今や日本におけるハンドボールの発展に欠かせないものとなっている。
試合だけでなく、この遠征はクラブにとって日本のファンと触れ合い、東京の豊かな文化を発見し、JHAとともにハンドボールの普及と一般への紹介を目的とした取り組みに参加する機会にもなっている。
この夏のツアーは、パリ・サン=ジェルマン・ハンドボールの新しいチーム作りに向けた重要なステップとなる。ステファン・マドセンがチームの新ヘッドコーチに就任し、元ルージュ・エ・ブルーのヘンリク・モルガードがアシスタントとして加わる。この遠征はまた、チーム内の人間関係をより深め、集団としての意識を植え付け、意欲的なシーズンの基礎を築くのに理想的な環境で、新加入選手数人を定着させる機会にもなる。
「パリ・サン=ジェルマン・ハンドボールの3年連続となる日本ツアーを開催する機会を与えていただいたことに、心から感謝いたします。これまでの日本ツアーは、日本のハンドボールファンに忘れられない興奮と感動を与えてくれました。また、世界レベルの試合に参加する機会は、レベルアップを目指す日本の選手たちにとって、かけがえのないモチベーションの源となりました。
「今年の日本ツアーは、競技としてのハンドボールに貢献するだけでなく、日本のハンドボール界との絆を深め、その成長を支援するというパリ・サン=ジェルマンの強いコミットメントを反映するものです。日本ハンドボール協会を代表し、改めてこの素晴らしい機会に心から感謝申し上げます。パリ・サン=ジェルマンの多大なる努力に心から感謝するとともに、日本のハンドボールファンもチームの来日を心待ちにしています。
日本ハンドボール協会会長 金丸恭文(英語からの翻訳)
「今年の夏も東京で日本ツアーを開催できることを大変嬉しく思います。これまでのツアーは、試合の面でも、ファンの皆様との関係の面でも、大きな成功を収めてきました。日本ツアーは、私たちのチームにシーズン準備のための理想的な環境を提供すると同時に、日本のファンとの絆を深め、日本のハンドボールの発展に積極的に貢献することを可能にしてくれます。この素晴らしい共同プロジェクトに対する日本ハンドボール協会とジークスター東京の信頼と尽力に改めて感謝申し上げます。
ティエリー・オメイヤー(パリ・サン=ジェルマン ハンドボール部ゼネラルマネージャー )